体調不良を理由に2021年9月から活動を休止していたGACKTさん。
2023年頃から徐々にテレビで見かけることも増え、復帰を喜ぶ声が聞こえてきます。
今日はGACKTさんの体調不良の原因である神経系疾患とは何だったのか、病名などについて考察していきます。
体調不良で活動休止

体調不良で活動を休止していたGACKTさん。
経緯をおさらいしたいと思います。
2021年9月6日に仕事で滞在していたキプロスから帰国し、体調不良を訴えた後容体が急変。
一時は命にかかわる状態に陥る。
声が全く出せなくなり、免疫が落ち肌はボロボロに。
抜け毛の症状もあった。
活動休止の理由に関しては
との事でした。
ただ事ではない状況だったのでしょう。
のちに、急変した時を振り返ったGACKTさんは週刊誌の取材にこう答えています。
正直、死にかけたときのことは覚えていない。あとで丸一日意識がなかったとスタッフに聞いたよ。病院には入ってない。医師に来てもらってた。ただ、目が覚めたときは『まだ生きてた……』とは思ったよ。
神経系疾患と聞いてもピンとこないのですが、命に直接的にかかわる病気ではなさそうなイメージがあります。
ですが、GACKTさんは重篤な状態まで陥ったとの事なので、なんだか恐ろしいです。
意識が戻ったら声が出せなかったという状況は、歌手であるGACKTさんにとっては絶望的なことだったとは思いますが、命があって本当に良かったです。
GACKTの神経系疾患とは何だった?

活動休止中の間、GACKTさんは九州再生医療センター医療法人香華会朱セルクリニックという病院で治療をしていました。
クリニックが発表したGACKTさんの状態です。
自己免疫の異常による免疫低下に伴う肝機能障害ならびに呼吸機能低下、免疫低下による全身皮膚炎及び脱毛症、上記に伴う発熱及び疼痛、並びに声帯機能の低下
また
神経系疾患による免疫不全において全身皮膚炎や脱毛症が進行しており、当施設では当該治療にあたりご本人自身の細胞を用いた幹細胞治療とリハビリを開始しております。
免疫機能が低下したことによって、体にあらゆる異常があらわれた、ということのようです。
その原因は、神経系疾患の悪化によるものだったようですが、具体的な病名は明らかにされませんでした。
子供の頃から神経系疾患を抱えていた

実はGACKTさんは、幼い頃から神経系の疾患を抱えていたと言います。
そして小さい頃から体が弱く、入退院を繰り返す子供だったそうです。
小さいころは病院の思い出しかない。体が弱くて長時間運動することもできなかった
シネマトゥデイ
10歳の時には突然、胃・内臓の激痛により動けなくなって倒れた事もあったんだとか。
病院では原因不明と言われたそうですが、これも神経系疾患が原因だったのでしょうか。
そんなGACKTさんは19歳のころから体質改善に取り組み、格闘技を習い、強いからだつくりをしてきたんだそうです。
今でこそ細マッチョで引き締まった筋肉を披露しているGACKTさんですが、子供の頃は虚弱な体質だったんですね。
体が弱い人が格闘技だなんて、最初は相当きつかったことでしょう。
何事もストイックに取り組むGACKTさんなので、この時もすごい精神力で乗り切ったことが想像できます。
体調不良の病名は多発性硬化症?

GACKTさんが神経系疾患を抱えていたという事は分かったのですが、具体的な病名はわかっていません。
体調不良の原因になった病名は何だったのでしょうか。
ここでは病名について考えていきたいと思います。
そもそも神経系疾患とは、神経系に関する病気の総称の事だそうです。
主なものとして、パーキンソン病、てんかん、アルツハイマー型認知症などがあります。
数ある神経系疾患の中で、GACKTさんの症状からみて多発性硬化症という病気ではないかという声がありました。
多発性硬化症とは
脳や脊髄、視神経のあちらこちらに病巣ができ、様々な症状が出る病気
症状が出る『再発』と症状が治まる『寛解』を繰り返す
厚生労働省が指定する難病の一つ。
具体的な症状は手足がマヒしたり、目が見えにくくなったり、疲れやすくなる。
呼吸などにも影響が出て、声が出なくなる症状もある。
症状は様々のようです。
20~30歳代で発症する人が多く、女性のほうが男性よりも約3倍多いそうです。
当てはまる症状が多いことから多発性硬化症ではないかと考える人の意見です。
確かに、声が出なくなる、呼吸機能の低下などの症状は当てはまりますね。
病名は公表されていないのであくまでも推測ですが、多発性硬化症、可能性としては高いのかも知れません。
まとめ
以上『GACKTの神経系疾患とは何だった?体調不良の病名は多発性硬化症か』との内容でまとめてきました。
2023年6月現在、本格的に活動再開に入ったGACKTさん。
復帰した姿を見ることが出来て本当に良かったです。今後の活躍も楽しみにしています。
最後まで読んでいただきありがとうございました!