【書棚】「そうだ京都、行こう。」の20年 単行本(ソフトカバー)

「そうだ京都、行こう。」の20年 単行本(ソフトカバー)

 

20年分のJR東海「そうだ京都、行こう。」のポスター、コピーを抜粋し一冊に
まとめた本。10年前にも出ていたんですが、その時は、もちろん、10年分
だったと思いますが、ぼろぼろになるまで読み込んで、僕としてはかなり珍しい
のですが、どこかに行ってしまいました。
なぜ、読み込むのか。圧倒的な写真力とコピー力、そして、文章力。例えば、
88ページ。仁和寺なんですが、ここのコピーは、「桜の開花がニュースになる
国って、すてきじゃないですか。」という王道から、52ページの知恩院の
ところは、「巨大組織「比叡山」からひとり飛び出した法然。鎌倉時代の
「フリー宣言でした。」このコピーに続いて、「勇気があってカッコイイと
思います。」というアクロバティックな変化球まで。
会社や役所で、広報をやっている人たちは、全員読んだ方が良い、それくらいの
内容だし、京都の観光案内でこれほど出来の良い本、そうガイドブックも無い。
ただ、残念なのは、いつの作品か分からないこと。ぜひ、何年のポスターか、
どこか小さく明記してほしい。そうしたら、自分の人生(といっても、僕の場合、
大したことないんですが)と重ね合わせられる。
僕が一番好きで、構図や何から何まで頭に入っているのが、35ページの泉涌寺。
僕はこの写真ほど素敵なものはかつて見たことが無いし、これからも多分見る
ことができないだろう。そんな写真(ポスター)。2009年か10年に、この
ポスターを東京駅の構内で見たときに、思わず、新幹線に乗って、京都のこの
お寺に行かなきゃならんと言いだし、秘書から止められたことを思い出しました。
僕にとっては今でも仕事を企画し、デザインするに当たってのバイブルです。

 

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