シェアをデザインする: 変わるコミュニティ、ビジネス、クリエイションの現場

シェアをデザインする- 変わるコミュニティ、ビジネス、クリエイションの現場

やっぱり、面白い人が集う本は面白い。その典型。シェアをデザインする: 変わるコミュニティ、ビジネス、クリエイションの現場

執筆者陣が、萩原 修/デザインディレクター、安藤美冬/起業家、島原万丈/(株)ネクストHOME’S総研所長、関口正人/デザインディレクター、中村真 広/(株)ツクルバ代表取締役CCO、田中陽明/co-lab:シェアードコラボレーションスタジオ主宰、ドミニク・チェン/NPOコモンスフィア理事、布山陽介/アーティスト、林千晶/(株)ロフトワーク代表、馬場正尊/建築家、三浦展/社会デザイン研究者、小林弘人/インフォバーン代表取締役CEO

で、編著者陣が、猪熊純/建築家・首都大学東京助教・成瀬猪熊建築設計事務所共同主宰、門脇耕三/明治大学専任講師、成瀬友梨/建築家・東京大学助教・成瀬猪熊建築設計事務所共同主宰、中村航/建築家、東京大学特任助教、浜田晶則/建築家、studio_01主宰

の顔ぶれ。

建築、コミュニティー、インターネット、ビジネス、空間などで、「シェア」の実例について、具体的に皆さんが語りかけ、討論されています。

この執筆陣で、この量だと消化不良に陥りがちなんだけど、そこは、猪熊さん、成瀬さんたちがよく頑張っている。もちろん、語っておられる内容には、そりゃ、違うだろうって思うこともあるんだけど、それでも、こうやって、「シェア」という概念に対して、意見をぶつける形で戦っている皆さんに敬意を表したいし、この本が、文字通り、「シェア×デザイン」の良き教科書になっていくんだろうなって思います。

ただし、244ページに、「社会がシェアを志向するものへと変化した時、我々にもたらされるのものは、結局のところ、「生き方」の変革に他ならない。・・(略)・・シェア社会の到来は、歓迎すべきことなのである。」

というフレーズがあるんだけど、これは違う。歓迎されるかどうか、一般的な人間、僕を含めてそうなんけど、やはり、そういうシェア社会、シェアの場(見えるかどうかは別にして)が、「魅力的」でなくてはならない、と思います。重ねてであるんだけど、そういう議論のスタートとしては、良き教科書だと思います。

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