若木コレクション・記憶たどり 川へ 過ぎし日の水辺の情景と魚たち

若木コレクション・記憶たどり 川へ 過ぎし日の水辺の情景と魚たち

若木コレクション・記憶たどり 川へ 過ぎし日の水辺の情景と魚たち

私事でごめんなさい。僕の親戚は、公務員、教諭を始めいわゆる固い人たちが多く、その中ではみ出しているのは、僕と、この松尾のおんちゃん(オジサンという意味)。松尾おんちゃんは、1950年、武雄市若木町に生まれ、武雄高校卒業、熊本大学を経て、何とあの当時珍しかったコピーライターへ。福岡の西広に何となくコピーライターとして入社し、2009年に、なんと、社長になってしまった。そして、4年も社長をやってしまい、辣腕をふるっていたのは、僕の耳にも、社員の悲鳴としてストレートに入ってきてました(笑)。九州広告業協会会長もやっていたので、その広告筋の人からも、おんちゃんのエピソードは山のように入ってました。

このはみだしもんのおんちゃんが、本を出すということで、生臭く、生々しい業界の本と思いきや、「川の童は、童のまま老いてゆく。」と自分でコピーまで添えて、僕に持ってきてくれました。

川から一番いなくなってしまった生き物は、人間かもしれない。

フナがいた。コイがいた。ウナギがいた。
オイカワが群れ、サンショウウオが潜み、源氏ボタルが乱舞した。
高度経済成長前の、日本の農村の豊かな川の営みが、
みずみずしい文章と絵で鮮やかによみがえる。
佐賀県武雄市若木町。
約50年前の、川の豊かな生き物たちとの
ふれあいを綴った、思い出の断片集。


「動」の人の「静」なる本。落ち着いた瑞々しい文章もさることながら、僕が一番驚いたのは、イラスト。119ページの「蛍の乱舞」のイラストにさり気なく添えられた直筆のコメント。決して、字はうまくないのだが、得も言われぬ味がある。親戚の中での出世頭に言うのもどうかと思うけど、おんちゃんは、この本を描くために、コピーライターとして、そして、経営者として、面白おかしく生きてきた、そう確信します。

久しぶりに会って、枯れているかと思いきや、やっぱり、生々しかった。次の人生は若木町で自然生活を楽しみながら、テレビ業界だそうです(笑)。おんちゃんの後を追って行きます。素敵な本、ありがとう。

若木

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