スターバックスのライバルは、リッツ・カールトンである。 本当のホスピタリティの話をしよう

スターバックスのライバルは、リッツ・カールトンである。 本当のホスピタリティの話をしよう

スターバックスのライバルは、リッツ・カールトンである。 本当のホスピタリティの話をしよう

僕のことが書いてあると地獄耳で聞き及び、買いました(笑)。スターバックス×リッツ・カールトン、岩田松雄×高野登、この組み合わせは興味津々。ただ、この本にありがちなのは、これほどの大を成した人たちは、たとえ、現職でないにしても、刺激的なことを語りたがらないこと。古巣に迷惑がかかると思うんでしょうね。

僕は高野さんとは個人的にお付き合いもあり、とても可愛がって頂いているのですが、対談という気楽さもあるんでしょうね、昨今の薄っぺらな「お・も・て・な・し」にユーモアを交え、警鐘を乱打されています。

僕のところは、173ページから出てきますが、岩田さんからは、「図書館にスターバックスを入れた人」になっています。高野さんは、これまた、僕のことをいろいろ書いてくださっています(笑)が、何よりも嬉しかったのは、「市役所を訪ねますとね、働いている人が本当に楽しそうなんです。役所らしくない。何が役所らしくないかというと、職員がみんな本気で住民のことを考えている(笑)。誇りと使命感をもって働いているんですね。住民の皆さんも、困っていることや感謝の気持ちをストレートに職員に伝えるんです。それもフェイスブックを使ったりしてね。」のくだり。

市役所の中が「映像」「ストーリー」として頭に浮かぶでしょう。そうなんです。この本の真骨頂は、お二人が、「べき論」をアプリオリに語らないところ。松田さんの「シナモンロール伝説」「10分前ルール」、高野さんの「空飛ぶドアボーイ伝説」「一人2000ドルのエンパワーメント」などキラキラするストーリーとともに、さりげなく、言いたいことを添える。だから、知らず知らずのうちに「おもてなしの心」が型(固いマニュアル)としてではなく、ストーリーとして、体にしみ込んでいく感じ。おもてなしの本質をよく知る二人が、そして、気が合うからこそ、魅力的な一冊になったと思います。

この本を読みながら思ったんですが、今、書き進めている新書も、キラキラするストーリーをいくつも盛り込もうと画策しています(笑)。

気付きの多い本でした。高野さん、岩田さんに、感謝します。

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