【書評】ビジネスモデル全史

ビジネスモデル全史 三谷宏治

もう去年の9月に出版された本なので、だいぶ前の本、ということになります。
僕自身はこういった「〇〇モデル」、という類いの概念的な本は苦手で、もっと
実践的な体験談とかが好きなんだけども、「ご自身で会社を立ち上げられたなら、
ぜひ読んでみては」と、信頼する友人から進められたのと、武雄にも来て頂いた
アクセンチュア出身の三谷さんが書いた本、ということもあって、手に取ることに。

きっと僕にとっては退屈なんだろう、と覚悟して(笑)読み出したんだけども、
これがなかなかビジネスモデルの変革を時系列にそって解説していくんだけども、
ところどころにビジネスモデルを作った偉人同士の架空の対談というのが入って
いて、これが面白い。三井越後屋 と シリコンバレーの創始者である ターマンが
「開かれた自由」が変革に必要というテーマで対談してるのもなるほどと思ったし、
デル(Dell創始者)とベゾス(Amazon創始者)が、それぞれの持論(?)を
独り言で話していって会話が一切無い、という仕立ても良かった。

の一つ一つのモデルは正直ふ~ん、というのもあったけども、結局繰り返し
述べられているのは、次に残るモデルというのは、今までとは全く違う「新しい
市場」や「誰もみたことがない未来」を「結果的に」提示できたものだけという
こと。これには全く同意。僕は講演で良く「守破離」になぞらえて、三谷さんが
言ってることを話しているので良くわかる。それがまさに僕の好きな実例として、
結果的に時系列で書かれているのもあいまって、一つの物語のように頭に入ってくる。

僕のように、この類いの本は敷居が高いと思っている人ほどお薦め。良書です。

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