4月17日付メルマガ巻頭言

(本文と今回の写真は関連ありません。)

───────────────────────────────────

【1】 巻頭言
───────────────────────────────────
先週、日本青年会議所初となる事業である「日本アカデミー」の講師の一人として軽井沢に呼ばれました。軽井沢はあまり伺ったことがないんだけど、さすが、日本におけるリトリートの王者という風格。

もちろん、オフシーズンであるにもかかわらず多くの人たちがこの地へ。この時期は新人研修やら社内研修が目白押しのようで、この日本アカデミーもその1つ。軽井沢は東京から新幹線で1時間ちょっとで着くこともできるし、美味しいレストランやパン屋さんも沢山ある。

しかし、今回は、時間が無くて、JR軽井沢駅にお迎えの車に飛び乗り。JC(日本青年会議所)というのは面白い組織で、全国一律というパターンがある。一つはこの送迎。運転手さん役と案内役の2名セット。

僕のような講師は、この2人から、講演会の趣旨や会場の雰囲気のレクチャーを受ける。慣れている人が多くて、それこそ、「樋渡先生、この話題はぜひ触れてほしいですし、一方でこの話題は触れないでください。」と。僕の場合は結構無茶苦茶言うのが伝わっているのか、「医師会や共産党や朝日新聞などのメディアの悪口は極力言わないでほしい。」と付け加えられることも(苦笑)。

あの、悪口は言いません、事実しか。それはともかく、会場のお迎えもずらっと人が並んでいる。JCは40歳で絶対卒業しなくてはいけないので、若い人しかいない。僕のような50手前の人はいません。

話を戻すと、今回の日本アカデミー、青木会頭の肝いり事業で、青木会頭とは会頭就任前から親しくさせてもらっているけど、このアカデミーを開設するために、3年以上を費やしたとのこと。しかも、青木さんも皆さんも本業があって、JCの事業はあくまでも傍ら。頭が下がる。

そして、このアカデミーは、3泊4日の合宿で、朝はマラソン大会があったり、夜はレポート執筆があったり、不眠不休で色んなことをやっているようだけど、全国各地から集まった50人の皆さんは、僕が伺ったときは3日目の終わりだったので、とても和気藹々。

地域で纏まること無く、かといって皆さん固定の纏まりでは無く、フラットにフランクに交流をされていたんだけど、これは、ネットやら会議やらではできないこと。やっぱり合宿しか無い。とはいえ、僕はこの合宿なるモノが大嫌いで、避け続けていたんだけど、やっぱり、良いものは良い。

よく、いろんな人たちから、ネットに打ち勝つためにはどうすればいいのか、という相談を受けるけど、僕は「ネットではできないことをやらないといけない。」と力説する。今回の講演もそんなことを言ったけど、例えば、武雄市図書館。僕らがやったのは、Amazonやネットではできないことをやったに過ぎない。それは、「居心地の良い空間」の提供。

人間は所詮アナログなので、質感とか情感とかデジタルではできないことをやっただけ。図書館とは言えば、大体本は揃っているけど、レイアウトは悪いし、司書の愛想は悪いし、かつ、採光もあまり良くない。

武雄市図書館の近くに世評の高い市立図書館があるけど、僕には全く響かなかった。そんないわゆる図書館らしい図書館の見本のような気がして。そして、やれ市民が設立に関与しただのそういう古くさい歴史の話を持ち出されてもね。というわけでどうも居心地が良くない。ただ誤解無きように言えば、市長時代一緒に見学した秘書を含むスタッフの中には「素晴らしい!」という声もあったのも事実。好き好きですね。

話は飛んだけど、この日本アカデミーの合宿はとても素晴らしい。まず、軽井沢という場所。そして、会場の設え、何もかも良かった。これが東京のど真ん中だったらこういう雰囲気にならない。地方で大切だと思うのは、ネットや東京が提供できないことをエッジを効かせて提供することだと思うんだけど。

講師陣は、岡田武史、竹田恒泰、三橋貴明、小林りん、そして宮城治男各氏に加え私だったが、私が大トリ。皆さんとはもともとG1サミットなどで知り合いなんだけど、その中で宮城さんがとても面白いことを。「世の中で受け入れられるのはピュアなもの、ピュアな人だけ。」とのこと。

その枠内に僕も入っているらしい(笑)が、北野武は散々問題を起こしながら、松本人志は毒舌を吐き散らしながら、なぜ、これだけ人気を博しているかと言えば、類い希なる才能は前提だが「お笑いや芸、芸術」に対して徹底してピュアだからというのが、宮城さんの持論で、政治家がなぜ人気が無いか、といえば、打算や計算が透けて見えるから、とのこと。まあ、確かにそうかもしれない。

橋下徹が政治家として人気があったのもピュアだったから。僕は割と近くで橋下さんを見る立場に恵まれたけど、確かに圧倒的なピュアさを誇っていました。よく計算高いとかいろいろ言われていたけど、少なくとも計算高かったら、大阪都構想を住民投票なんかにしていません。する必要もないのが、僕の意見だったけど、それは却下された(苦笑)。

話は最後。日本アカデミーが今後続くかどうかは、青木会頭が作ったこのピュアなDNAをピュアなまま引き続けるかどうかということ。今年は春日部JCが事務方や裏方を担って成功していたけど、JCは単年度主義なので、青木会頭もいなければ、春日部JCがその大役を務めることができない。いろんなハンデはあるものの頑張ってほしいものです。

(適宜編集しています。)(敬称略)

まぐまぐ!「樋渡啓祐の地方創生ここだけの話」メルマガ好評配信中!!

今すぐ下記アドレスをクリックして最新の「知見」をゲットして下さい。

http://www.mag2.com/m/0001649063.html

このエントリーをはてなブックマークに追加

メールマガジンの紹介

樋渡社中に集う皆さんの交流のためのツールとして、
「樋渡啓祐の地方創生ここだけの話」という
メルマガを創刊しました。
大好きな地方活性化の今までの取組やこれからの話など、
ここだけでしか書けない話をどんどん発信していきます。
様々な同士の方にも参加いただき、地方創生に興味ある方に
役立つ情報を届けていきます。
メルマガ会員限定の少人数講演会なども
積極的にやりたいと考えています。
是非皆さんも樋渡社中にご参加ください。