普段行けないような地域へ

出張では、なるべく普段行けない地域を訪問するようにしています。昨晩は神奈川県三浦市に伺いました。

三浦半島の先端にある三浦市は「消滅可能性都市」に挙げられていて、地元のみなさんが真剣に対策に取り組んでいる。

僕の持論は、人口減少は避けられない。どんな手を打っても、上昇するのは数十年先。であれば、所得をどう増やすかが大事。

ということで、組み合わせから価値を生み出す話、言葉と発信の大切さなど、いろいろお話しましたが、講演の後のパネルディスカションでご一緒した日経BP柳瀬博一さんのお話が面白かった。

曰く、どんなにさびれたシャッター街でも、3つの店だけは必ず残っているそう。それは、スナック、床屋、洋品店。どれも個人のコミュニケーションで成立している店だということ。

必要なものは、イオンに行けば手に入る。でもイオンで手に入らないのは、人と人とのコミュニケーション。グチを聞いてくれたり、1mmのヘアカットのこだわりやファッションを覚えてくれている人がいること。それは実は、最先端のマーケティングにも通じる。

観光客に愛される前に、地元の人に愛される場をつくれば、話題になって外からも人がきてくれるようになる。その逆はない。武雄市図書館もそうだと思っています。

今日の話にも出たけど、三浦といえば「ブレッドファーム」っていうパン屋さんが有名。田んぼの真ん中にあるようなパン屋さんなんですが、今や大行列。地元の人が行きたくなるおいしいパン屋とか、こだわりのコーヒー店は、土地を訪れた人も必ず行くようになります。チェーン店よりも、そこにしかないものに価値がある。アイコンになって、訪れた人たちが拡散してくれる。スタバより鳥取のスナバコーヒー。スタバなら、土地のものと組み合わせる。それが、地域の価値になっていくと思う。

有意義な時間でした。今日は地域経済活性化支援機構の会議、そして埼玉の八潮で講演してから、武雄に帰ります。

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